紺マコ卒業について書きます。妄想屋のたわごとと読み流してください。
同じような考えを既にネットでいくつか見ましたが、今回のことは、まず、紺野が自分で卒業を言いだして、言葉は悪いですがそのついでのような形で、それならいっしょに、と麻琴の卒業が事務所主導で決まったと私は思っています。
ライブでの紺野の表情や、たまたま近くで見ることができた紺野さんのご家族の空気も
「無理に辞めさせられた」家族のそれではありませんでした。
では、麻琴はどうかというと、笑顔のときももちろんありましたし、元気にも見えましたが、
以前にあった「いま、素で楽しんでるだろ、お前」とつっこみたくなるような表情はなかったと
感じました。たとえば「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」での「野球系の人」のところで、吉澤とアイコンタクトする麻琴。吉ヲタの私が嫉妬wするような自由な表情を見せていたものですが、フェスティバルホールやSSAでは型どおりの笑顔、という印象しか私は持てませんでした。
ありがとうモー神通信。でTKさんが「一見並列に発表されたその2つの卒業に質的な差がある」と書いていましたが同感です。
卒業したくて卒業する紺野と、卒業したくないのに卒業する麻琴。ベクトルは真逆です。
麻琴がハロープロジェクトに残るのも、卒業したくない麻琴をひとまず納得させるために
戻って来れる可能性を残した、という面もあると思います。
「語学留学して何かをつかんで戻って来てくれ」というのは口当たりのよい言い方ですが、
逆に言うと「語学留学して何かをつかまなければ、戻れない」というプレッシャーにもなりえます。本来、語学留学は目的ではなく手段です。目的もないまま留学する麻琴がのびのびと海外生活を楽しめるのか、という疑問は消えません。でも、麻琴は行かなければならないのです。それが「戻る」条件であるからには。
しかし、私が今いちばん気になっていることに比べればそんな心配は小さなことに思えます。
私が今いちばん気になっているのは紺野と麻琴の関係です。五期の絆です。
紺野が卒業を言い出したから自分も卒業しなければならなくなった、と麻琴が被害者意識とともに感じる可能性は、可能性としては、ゼロではないと思います。麻琴が理性のチカラで、自分の卒業を納得し、語学留学の意義を見出したとしても。
たとえば、ライブ前の楽屋で、紺野と麻琴が以前とまったく変わらない空気で接しているのかどうか、もちろん私にはわかりませんが、もしかしたら話しにくくなっている可能性もあるのでは、と思ったりします。
それぞれから無意識に出ている「希望」のオーラと「戸惑い」のオーラがふたりを隔てる可能性。ふたりの空気の差異が周囲にもたらす困惑。静けさ。
さらに妄想ですが、紺野は、卒業を五期メンバーに言うよりも先に会社に申し出たのではないか、と私はなんとなく思っています。ハンバーグしかわからなかった、の時などにふと垣間見れる、決めたら一直線、おっとりだけど猪突猛進、という紺野の性格を思うと、いきなり会社に申し出るかもな、と。何の悪気もなく。
でも、五期からしたら、先に言ってもらいたかった、と思うかもしれないな、とか。
いや、これこそ甘ったるい妄想で、彼女たちはとっくにプロで、会社が先かメンバーが先か、なんて気にしないかもしれないけど。
私は吉ヲタでモーヲタですが、もっと言えば「絆ヲタ」なので、五期の絆が気になります。
すべて妄想と仮定の上での話ですが、その妄想と仮定にのっとって考えると、麻琴が紺野に対してネガティブな感情を潜在意識レベルで持ってしまうことは、現時点では、当然かもしれません。大切なのは、麻琴が、自分のなかの紺野へのネガティブな感情と、どう立ち向かうか、ということです。
麻琴の内なる敵、とタイトルに書いたのは、そのようなことです。
敵は、自分が作ったネガティブな感情、被害者意識です。
この敵との戦いは大仕事です。7月23日に、麻琴はどんな表情で紺野を見るのだろう。
そして、新垣と高橋は、そのような麻琴に対してどう接するのか。
紺野は、今はまだ麻琴のこころに目が行っていないような気がします。自分の決断の余韻で精一杯なのは当然です。
でも、7月23日までには、自分の感じている「希望」の一部を麻琴に分けてあげてほしい。
それは案外難しいことだと思います。麻琴が受け取れる形で、紺野が、自分の感じている前向きなものを差し出すのは。でも、紺野にはそういう目線を持ってもらいたいし、できるはずだと思います。それが絆だと思うから。
ハロモニ。の浅草ロケの回を思い出します。
食べ物ばかり買って、かぼちゃのあげまんじゅうをほおばっていた紺野と麻琴。
いくつになっても、どこにいても、ふたりが会えば、ああいうふうに街を歩く、そんな関係であってほしいなと思っています。妄想系ヲタの勝手な言い分ですが。