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人に頼んで入手したもずくT、きょう着なくてどーする、ずっと折りジワつけたままかよ!そんなの人間のエゴだろ?沸き起こるグリーンな使命感の命ずるままモズクグリーンのTシャツをカバンに突っ込み中野サンプラザ。2階でいざ着替えようとしたらやはりどこか恥ずかしく、いや、吉ヲタとして恥ずかしいとかありえない、しかし、でも、と葛藤してたらなんか吉澤の声するーーーーー
そっか前説だよ前説ーもうやだ開演時間前に吉澤が出番とかなんなの俺のチケット代の9割は開演前のためなのじゃ、ゲホゲホ、おじいさん大丈夫ですか?ええ、大丈夫です、と足をもつれさせて席へ。
8月8日、中野、夜、行ってきました。
前説ではエッグのコふたりにハロプロであこがれの先輩は?と尋ねていた。
中学生ぐらいのコが松浦の名前をあげ、小学生らしきコが「嗣永さん」と答えて、ひとしきりそれを受けてなんかしゃべったあと、吉澤は「まぁ大人の空気が読めてたらここで『吉澤さん』って言うのが」と軽いジャブを放ち、小学生のコは慌てて何か言おうと一歩前に出たりしてて笑った。うむ。俺は腕組みしてうなずいた。吉澤はたぶんあのコたちからしたら年上すぎるし、そして何より美しすぎて、自分もがんばればその人のようになれる、と思えるような存在ではないのだ。まだまだもずくの味がわからない年頃なのだ。も・ず・く!も・ず・く!袖にはけるときサングラスをとってくれた、その気遣いがうれしいじゃありませんか!
そんな感じで始まった。
オープニング、どうしてもJJ、LL、亀井を見てしまう。
ジュンジュンは元気がないように見えた。さっきまで泣いていたような。LLは冷静に見えた。このコは意外と大物な気がする。会社興せばいいのに。経営者として成功しそう。亀井はやや不安定に見えた。困っているように見えた。何に困っているのか自分でもわかっていない感じの困り方。ジュンジュンは1と−1の間をゆるやかに上下するsinカーブの悲しみに満ちていて、リンリンは直線の清らかさを放ち、亀井は折れ線グラフの不連続性があった。
ビデオでの出演者紹介のあと、中央に娘、まことが左、吉澤が右、で娘。をはさんで並ぶ。
「モーニング娘。のみなさんにも来ていただきました」と吉澤。
そしてまことがオーディションのこと、卒業のことを短く話して、「では、吉澤さん」と吉澤に話を振った。吉澤は手元のファイルを見ながら「つんくさんから伝言があります」とつんくからの文書を読み始めた。つんくのブログに書いてある内容とほぼ同じ。また大事なこと吉澤に言わせるんだと思った。「つなぎ粉」のことを思い出さなかった吉ヲタはいないだろう。
娘をはさむようにMCが立ってるから、娘のいちばん右のJJのとなりには吉澤が。
なんかね、わかんないけど、そこにいるのが吉澤でよかったと思ったよ。
最初はハロコンのMCなんていうどうでもいい仕事に吉澤つかうなよと思ったし、今でもその思いは変わらないけど、でも、それは俺の勝手な思い。JJは隣にJJの知ってる人がいてよかったと思ったかもしれないし、吉澤だって娘。たちの様子を見れてよかったのかもしれない。
卒業、いつ決まってたんだろう。
卒業があるからMCに吉澤が起用されたのかなぁ。や、そこまで配慮しないか。それに、吉澤がいたからってね。
吉澤のドレスきれーだったなぁ。ライトモズクグリーンが似合ってた。胸のところで切り替えのあるドレスで、髪に花がついていて、サンダルがリゾートぽい素材で素敵だった。
卒業する者からのあいさつのときの、吉澤のまなざし。麻琴の卒業の時のこと思い出した。
亀井のあいさつが聞いてていちばんつらかった。
「病気を治して、きれいになって、素敵な女性になって、、、、」そこで数秒の間があった。
「帰ってこい!!」っていうヲタの声にグッときてしまっていた。
こみ上げるものはあって、泣きそうになってたけど、泣かずにいた。
誰もが「いつかまた戻ってきます」という言葉を思わず待ってしまったと思う。
でも、亀井はそう言わずに、数秒のあと、「素敵な女性になって、、、、きちんと治します」と言ってしめくくった。戻るんじゃないんだ、と思った。やっぱりな。ていうか亀井が空気に流されて「いつか戻ってきます」とか口走らなくてよかったと思ってむしろほっとした。たぶんだけど、亀井はいろんな意味で娘。でいることがつらくて辞めるんじゃないかと思うから。
スマイレージ、真野ちゃん、ベリキュー。
佐吉さんが気になる。うむ。や、そこはさらっと流して。
娘。のパフォーマンスは、なんか高橋さんが中心になりすぎていて面白味に欠けた。いろいろな中心がある娘。が見たい。
途中、ベリが歌ってる時だったかな、ひな壇に道重がきて、スッと二段目に座ってしまって、そこはそのときエッグの段で、エッグのコたちに「道重さん下ですよ」みたいに言われてるっぽかった。えー、全然いいよ、ここで、とか反論したっぽかったけど、結局道重は下に行って、ガキさんと光井の間に座った。その一連の動きのときの道重、なんか冷静だったんだよなぁ。ちょっとふざけてエッグの列に座ってみました!っていうんじゃ全然なく。疲れてたような。これから大変になるしな。道重は全体的に気配消してた気がする。
そんなことを考えているうち、次の娘。の新曲はどうなるんだろう、とか思った。そもそもJJLLの曲ってあるのか。紺野における涙がとまらない的なJJLL曲が次の新曲になったりするのだろうか。中国語がフィーチャーされるような。あ、でもそしたら亀井ヲタが怒るか。つか亀井の曲って言えるのもあったんだっけ??
で、MCで田中軍団の話が。
「れいながカシラになってる組なんやけど」
と田中は言った。うわー、どん引き。無邪気すぎ。
カシラっていうのは、リーダーっていうのは、そんな簡単なものじゃないと思うんだけどな。いろんなグループがあって、ユニットがあって、それぞれにリーダーを持つ人々の前で、なんか気楽すぎる感じがヤだった。ま、田中軍団なんてそんなに真剣に考えるようなもんじゃないんだろうけど。と俺みたいなマジなヲタが自分で自分を諫めてしまうことまで無意識で計算されてそうで、ヤだった。
「たいしたことじゃない」と言える範囲のことだけど、振りまいているのは自分が選ぶ、自分がトップ、という傲慢さ。悪気ないのはわかるが、ちょっとっていうかかなり幼い印象を持った。
大人たちもそんな話をMCでするのやめさせたらいいのに。
基本的な上下の規律は「期」だけ。それが娘。のいいところなんじゃないかな。先輩後輩の上下関係と、田中軍団の上下関係は似て非なるもの。田中はほんとに不器用だなと思う。人と人が仲良くなるってことがわかってない感じ。田中の孤独と虚勢と甘え、ある種の傲慢さ。そのミックスジュースが「田中軍団」だ。痛い味がする。
そしたら。
あまり表情なく聞いていた吉澤が最後にやってくれた。
「田中軍団の具体的な活動は何なの?」
ええっと特になくて、とにかく、固まることとか、、、と答える田中に重ねて、こう問うた
吉澤「荷物持たせたりしてるの?」
田中「え?や、、、」
吉澤「なんか光井がポーチふたつ持って歩いてたから」
ヲタ「ええええ????」(やや引き)
田中「(ヲタの反応に慌てて)違うの違うの。そら持ってくれるって言われたら『持って』って言うやろ・・・」
ヲタ「ええええええええええええ??」
俺はすっきりしたよ。
吉澤が田中に釘を刺したのかなとすら思った。
吉澤は見たことをただ話しただけかもしれないが。
さてようやく本筋にもどって吉澤の美しさについて。
ひな壇で歌を聴いてる横顔が美しすぎて苦しかった。
照明は歌ってる人にあたってて、吉澤は影のなかにいて、光がかすかに届いていて、
客席から顔を背け、身体を軽く揺らし、歌う人を見ている。ああ、だから余計に輪郭と陰影が際立つのです!前にノヽ└|@☆ヲ帳るタ☆さんが書かれていたが、巻かれた髪に顔のほとんどが隠れていても美しいとわかるのはなぜなのでしょう神様。
歌ってる吉澤もいいけど歌を聴いてる吉澤もいい。
吉澤が自分の部屋で頬杖ついてクラシックとか聴いてるのを俺は壁の精となって見ていたい。
それから、そう、歌の力について考えていたんだ。
人は、歌を聴きながら考え事はできるけど、歌を歌いながら考え事をするのは難しい。
歌ってる時、JJもLLも亀井も、何か考えてるっぽいなって雰囲気の時と、今は全部忘れて歌とダンスに没入してるなっていう雰囲気の時と、両方あった。歌を歌うということは、余計なことを考えないで済むっていうことでもある。亀井JJLLが秋ツアー集中できますように。