スポンサーサイト

2017.04.17 Monday
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    category:- | by:スポンサードリンク | - | - | -

    吉澤ひとみアストロホール感想〜安心と冒険の間で〜

    2009.09.22 Tuesday 20:46
    0

      ミスムン、ガキさんイメージの裏声で歌おうと思ったのは卒コンの「吉澤さんが卒業しちゃうと私の中のモーニング娘。が」発言を思い出したから。

      PVの映像を思い浮かべてステージを見た。
      同じ曲、同じ歌い手でも、ここまで色が変わるのか。
      男役とか女役とかじゃない、懐の深さ。そして軽やかさと華やかさがあった。
      当時のあの曲のキーカラーが白と赤だとしたら、昨日のはそうじゃなかった。
      広葉樹の葉のようなやさしい色。
      昨日のMr.Moonlightはきらびやかな摩天楼に昇る月ではなく、息づく森を宙から照らす月だった。そして俺らは地中の微生物。言葉にならない声をあげて光を浴びる。



      第二部 プロデューサーとしての吉澤ひとみ


      吉澤はライブハウスでどんなライブをしたいんだろう?

      アーティストとしてパフォーマンスをすることとは別に、ライブ全体の狙いみたいなものを吉澤がどうぶつけてくるか、興味があった。いわばプロデューサーとしての吉澤の考え。

      「ロックな感じ」にしたいんだろうなぁ、今までのCDSとかとはかなり違う感じにするつもりだろうなぁ、と想像してた。たとえば極端にMCが少ないとかカバー曲がメインとか。俺は吉澤がカバー曲をどう選ぶか、に注目していた。洋楽あるかなぁとか。

      結論から言うと、そういうのは全部俺の勝手な思い込みで、吉澤さん的には、「ライブハウスでどんなライブをするか?」よりも「ライブハウスでライブをすることそのもの!」を新しさと捉えて、楽しんでいた。

      客とのコミュニケーションだったり、のびのびした空気だったり。
      ロックな感じとかでなく自由な感じ、を吉澤さんは選んだ。自由人。
      だから、カバー曲も自分が余裕をもってのびのび自由でいられる曲を選んでた。夜空も雪の華も乾いた細胞にゴクゴク沁み入るほどうまかったけど以前から彼女の得意曲なのは明らかで、新たな挑戦と言えるのは「何度でも」だけだった。MCもフツーに多めだったし、ミスムンでは「心が痛むというのかい?」で「そこの赤いTシャツのカタ!」と客を指名して見つめるっていう密なコミュニケーションをとった。他の客がその人を見て、おおーって言ったりするのもコミで楽しんでいた。いつかのSTBと違って今回は吉澤がヲタに甘えてるっていう感じはしなかった。なんでだろ、自信とか落ち着きかな吉澤の。そこが違ってたかも。

      吉澤は音楽的挑戦よりも自由な感じで安心してパフォーマンスすることを優先させたように見えた。そう、「みんな盛り上がれ」というタイトルの通り、ヲタが盛り上がることを何よりも優先させた。ライブハウスでやる、ということそのものが挑戦であって、音楽的挑戦は次回以降的な。そこに俺は若干拍子ぬけした気分もあった。でも楽しかった。あったかくて、楽しかった。

      だけどそれでいいのだろうか、とちょっと思っちゃった自分もいた。
      ほんっと俺の理性うぜーw
      楽しかったならいいじゃん。

      でもさー。
      この「自由な感じ」は簡単に「不自由」に転じてしまう種類のものだ。
      だって、ヲタと吉澤がのびのびすることがこの「自由な感じ」の定義だから。
      のびのびするには、ホームらしい、これまでの、みんなにも自分にもなじみのあるやり方がいいに決まってる。それはいつか吉澤を縛り、不自由にさせるだろう。いや、もう既にその気配はある。ヲタの声にリアクションをとらざるを得ないことが増えて、美勇伝ネタを必ずやらねばならなくなってしまったように。

      たとえば、非ヲタの知人を誘えるようなライブであってほしいとか思っちゃったんだよね。盛り上がりながらも、誰も娘。時代のヲタTを着たくならないようなライブってありえないのかなぁとか思っちゃったんだよね。ヲタを減らすんじゃなくて、ヲタくささを減らす。そういう狙いを作り手が持ったほうが吉澤のためでもあると。

      完全に余計なお世話。吉澤のためとか言って何か押しつけんなよ、ヲタくさくたっていいじゃねーか、応援してんだよ吉澤だってよろこんでただろ、と感情は言う。

      確かにそれは俺の勝手な押しつけだ、と理性が答える。
      でも挑戦っていうか、新しい試みがないと、このままヲタをキープしていくだけみたいで、、、、。せっかくライブハウスなのに、STB−(食事+座席+ドレスコード)=アストロホールって言えちゃうようなライブでいいわけ?

      そんなことないよと感情は言う。
      カタチだけ見るな馬鹿。あのアストロ空間が生んだ親密さとか温かさがおめーにはわからねーのか。理屈ばっか言ってんじゃねーよ。のびのび自由な感じのドコが悪いんだよ。

      ううむ。
      理性さんと感情さんの接点はあるのだろうか?
      のびのびでありつつ、挑戦であるような何かがあれば・・・。

      そんな目線でライブを思い返してみた。

      カバー曲に吉澤の新しいチャレンジがあるはずと思っててそれが少ないって思ったけど、実は逆でハロ曲にこそ挑戦が潜んでた、という見方はどうだろう。たとえばHandmade City。これは悲しみトワイライトのカップリングだから、レコーディングはしたけど娘。として吉澤はステージで歌ったことがないっていう珍しい曲だ。俺これ吉澤が歌ってるの初めて見た。吉澤的に決まった振り付けとかなくて、自分の気持ちで動いてたと思う。これって地味に挑戦じゃね?

      それからたとえばセクボのアレンジも俺的に発見だった。
      イントロのキーボードがヴァンヘイレンの「JUMP」ぽくて逆に新鮮で。
      バンドマスター千葉氏のアイディアかなGJ。
      俺セクボ嫌いだったけど、メロディは妙にPOPなんだなってことがわかった。歌詞と振りと衣装が嫌いだっただけらしい。初めて自覚できた。だからたとえば、セクボの歌詞をオリジナルで英語に替えて吉澤が歌ったらけっこーカッコいいんじゃね?とか思っちゃったりした。発音もちゃんと練習して。そしたら、ハロ曲でありながらカバー的な意味のある挑戦になって、理性さんも感情さんもニコニコじゃん?

      恋INGだってなんかすごく感情がこもっていた。新しい曲をやるばっかりが挑戦じゃない。ミスムンひとりでぜんぶやって、男役でも女役でもない、あんな「僕はここにいるよ」が言えてしまうことだって。


      ハロ卒してからCDSもこのライブハウスも、
      衣装、セットリスト、吉澤がひとりで考えてるんだと思う。
      バンドと相談しながらかもしれないけど、基本自分で。
      吉澤は自分のプロデュースを自分でしなければならない。
      それはすごい自由で、孤独で、不安なことだと思う。
      だからヲタの声を直接聞きたくなるんだと思う。ヒトは誰でも安心したい。
      みんなロンリー boys and girls


      プロデューサー吉澤ひとみとアーティスト吉澤ひとみ。
      アーティスト吉澤ひとみは、歌もどんどんうまくなり、活動範囲拡大中。
      プロデューサー吉澤ひとみはまだまだ駆け出し。
      どうだろね、ひとみP。
      「みんなをびっくりさせようと思って」って言ったりするじゃん。
      「わっかりやすいなぁ」って、自分を客観視できてるとこあるじゃん。
      それがあれば。
      駆け出しプロデューサー吉澤ひとみがアーティスト吉澤ひとみをどう育てるのか、
      どういう冒険をさせるのか、俺はじっとり汗ばんで見守ります。


      スポンサーサイト

      2017.04.17 Monday 20:46
      0
        category:- | by:スポンサードリンク | - | - | -
        Comment
        そーそーそーなんですよね。
        めっちゃ楽しかったですよ。吉澤も楽しんでたと思います。
        すごくいいライブでした。が、
        非ヲタも入れるようなライブであることを期待していた部分はあります。マイコーとか歌っちゃうかもとか思ってました。が、
        結局観客=ヲタが盛り上がることを考えると、
        ヲタが知ってる曲=ハロプロの曲
        ってことになるんだろうと思います。
        で、初めてのライブハウスですから、第1歩ですから、
        ホームに近いところに足を踏み出すのは堅実で、正解なんじゃないかと思い直しました。
        • nsm
        • 2009/09/23 12:18 AM
        楽しかったですよね。
        そーそーそー、最初ですから堅実に。
        そんで、だんだんと調子に乗って
        あれこれやっちゃってほしいものです。
        マイコーのあんまし有名じゃないけど吉澤が気にいってる曲とか
        披露してくれたらうれしーなー。

        現実問題、客はヲタだからヲタ向けになるしかないんだけど、
        そうじゃない層も狙うのか、狙わないのか、意識するだけで
        変わるじゃないですか、ちょっとは。

        あるいは、ヲタ向けならヲタ向けで、客は何回も来てしまうんだから
        一回ごとに内容全部変えるとか、なんかこう、
        アーティスト吉澤のポテンシャルを伸ばすやり方はあると思うので
        ひとみPがんばれ俺もがんばる。わけわかんないですけどw
        • p
        • 2009/09/23 9:02 AM








           
        Trackback
        この記事のトラックバックURL

        PR
        Calender
              1
        2345678
        9101112131415
        16171819202122
        23242526272829
        3031     
        << July 2017 >>
        Selected entry
        Category
        Archives
        Recent comment
        • 吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2014 〜Twenty nineth〜
          p
        • 吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2014 〜Twenty nineth〜
          ふ〜。
        • 吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2013 レポート〜痛いイラストとともに〜
          p
        • 吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2013 レポート〜痛いイラストとともに〜
          p
        • 吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2013 レポート〜痛いイラストとともに〜
          デンジマン
        • どりむす。武道館1 後藤と吉澤妄想
          p
        • どりむす。武道館1 後藤と吉澤妄想
          デンジマン
        • 旅立つ者は遠くを見つめる
          p
        • 旅立つ者は遠くを見つめる
        • 旅立つ者は遠くを見つめる
          p
        Recommend
        Recommend
        Sound Concierge JAPAN“Japanese Lyric Dance”
        Sound Concierge JAPAN“Japanese Lyric Dance” (JUGEMレビュー »)
        Fantastic Plastic Machine,YOU THE ROCK★,HALCALI,Shinichi Osawa,Every Little Thing,100s,CORNELIUS,くるり,Chara,椎名林檎×斎藤ネコ,東京スカパラダイスオーケストラ
        Recommend
        blue
        blue (JUGEMレビュー »)
        曽我部恵一
        Recommend
        Recommend
        Link
        Profile
        Search
        Others
        Mobile
        qrcode
        Powered
        無料ブログ作成サービス JUGEM