どりむす。武道館3 夏先生の見た永遠

2012.03.11 Sunday 18:25
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    前エントリから話は飛ぶが書く。


    アンコールが始まり、一曲め、恋レボが終わってメンバーが一列に並んだ時。最後のMCに、小さな、そして大きな山場があった、と思う。


    それぞれが感謝の言葉を述べていく。会場に来てくれたファンに、久々に集まれた仲間に、武道館という特別な場所に。


    久住、小川、矢口、石川、と進んで(順番の記憶あいまい)、吉澤は「小さいお子さんと一緒に来てこうやって手を動かしてあげて踊っている人や、新しくドリームモーニング娘。を知ってファンになってくれた人」にも感謝の言葉を言った。「ファンのみなさん」ってひとことで片付けずに、いろんなファンの様子、吉澤の目で見たひとびとを丁寧に描写した。ほんと、吉澤ってファンよく見てるよね。そして、「新しいファン」について言及したのは吉澤だけだったように思う。ツイッターで若い人々がドリ娘。すげーとかつぶやいててちょっと話題になってたけどそーゆーの意外と見てんのかなぁとか思った。新しいファンの存在は古いヲタ的にもうれしいし、吉澤なりに「ドリ娘。はただの懐古趣味じゃねーんだぞ(なかったんだぞ)」ってことをちょっと言いたかったのかもしれない。


    そして飯田が、確か飯田だったと思うけど、「スタッフのみなさん」にも感謝を述べた。それをきっかけに、みんなの意識が、じんわりとそのひとに向かった、と思う。


    そのひととは、夏先生だ。山場っていうのは夏先生への感謝を誰がどう表すんだろうってこと。


    「夏先生ありがとうございます」という気持ちは、メンバーとヲタに暗黙のうちに共有されている。けど、だから、あえて言わなくていいとも言えるし、言ったほうがいいとも言える。その判断は現場の、その瞬間、そこに立っているメンバーの感覚次第な気がした。夏先生への感謝の気持ちという「波」がその場でどういうカタチになるのか。


    ライブ前夜、夏先生のブログ。


    「メンバーへ


    このエントリに「『第1章終幕』!?  なんてタイトルを付けてくれるんだ、まったく。。。」という一節がある。


    いったん終わりにするけど、またいつかやるかもしれない。決めてないし、わからない。そういうビジネスの都合優先で気軽に「第1章終幕」ってタイトルが決まったんだと思う。その気軽さを敏感に感じ取った夏先生の苦笑と諦めと少しの苛立ち、そして、それを凌駕する責任感と情熱と自負、自信、つまりは愛情。ポジに、ネガに、二重三重に揺れ、うねり、高まる夏先生の気持ちはドリ娘。を見つめる者たちの胸をうつ。船酔いと安眠が紙一重の海。夏先生は俺らヲタとメンバーの乗る船に素手でロープをくくりつけ、ぐいぐいひっぱってくれた。


    夏先生の名前、中澤が言うかな?と思ったら言わなかった。でも、涙いっぱいの目で「そして、スタッフのみなさん」と言った目線の先にはきっと絶対。そして最後、なっち。バトンを受け取ったことを意識してかしないでか、天然なのか計算なのか、まったくわからないなっちスマイルで、真正面を見て、少しゆっくり「夏先生、ありがとうございます」と安倍は言った。




    春はさぁ、中澤のグループだなって思った。

    中澤の想いがエンジンだなって。

    秋はさぁ、正直よくわからなかった。存在意義がわからなかった。

    春と秋と、この武道館は違った。

    なんだろう、それって。


    第1章終幕と名付けられたからこそ、生まれたものがあるんじゃないか。


    第2章があるかどうか誰にもわからない。でもさ、あるんだよ。絶対。第1章って名付けるってことは、そういうことなんだよ。第2章も第3章も第4章も同時に生まれたんだと思う。それはライブがあるとかCDが出るとかいうビジネスのカタチのことじゃなくて、「つづいていくんだな、たぶんずっと」っていう意識が生まれた。生まれてしまった。そのことを夏先生は直感的に感じて「なんてタイトルを・・・」って思ったんだと思う。これってつづくじゃん、終わらないじゃん、永遠じゃん。あたしはとうとう「永遠」に絡めとられてしまった、と。


    永遠への畏怖。つづいていく宇宙。

    ドリムスは、宇宙の真実を体現する女のコたちの物語なんだ。うん、そうだそうだ。


    ・・・・・というような頭のおかしいことを九段下を歩きながら考えてた。


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