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    吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2014 〜Twenty nineth〜

    2014.05.06 Tuesday 12:30
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      吉澤さんのソロライブに行ってきました。2014年4月20日(日)、吉澤ひとみ カジュアルディナーショー2014 〜Twenty nineth〜 、原宿ラドンナ、夜。誕生日から約一週間でのライブ。吉澤さん29歳おめでとう!

      まずはセットリストを見てください。
      (データはLive SLさんから)

      恋をしちゃいました! 
      晴れ 雨 のち スキ 
      春の歌 
      糸(中島みゆき) 
      旅立ちの日に
      明日、春が来たら(松たか子) 
      初めてのハッピーバースディ!
      BABY!恋にKNOCK OUT!
      その出会いのために 
      I Know(松浦亜弥) 
      上を向いて歩こう (坂本九)

      「糸」で「うわああああ、そうか、そうだよな……俺がバカだった!!なぜそれに気付かなかったんだ!」と衝撃を受け、「旅立ちの日に」で「だから、そう来たのか!さすがだ吉澤っ!」と拳を握り、「上を向いて歩こう」でギターを弾く姿を見て「なるほど、全部つながった……美しい、美しいよ、吉澤…」と涙ぐみました。ええ、例によって勝手に深読みしてるだけですが、自分がこのライブで感じた吉澤さんの進化について書こうと思います。



      とても個人的な前提

      ソロライブで楽しみなのは、どんな曲を歌うのか?ってことですよね。
      特に、ハロ以外のカバー曲やオリジナル曲があるのかないのか、あるとしたらどんな曲なのか。ソロライブの構成は、本人が中心となって作ってるっぽいから、そのひとの個性や好みや考え方が表れてくる。
      ソロライブのカバー曲の選曲に関して、吉澤にはひとつの傾向がある、ということを以前書きました。


       

      いろんなタイプの曲(歌詞)があるけど、ひとつだけ、当然あっていいはずなのに、ないタイプの曲(歌詞)がある。主語と歌の内容的に。女性シンガーの歌う歌としてもっとも基本かつど真ん中かつ王道と思われる「わたし」と「あなた」という人称代名詞で展開される「恋愛がテーマ」の歌がないのだ。この「基本3要素」を満たす曲が一曲もない

      (中略)

      吉澤はなんで「わたし」と「あなた」が主役の恋愛ソングを避けてるのか?

      言うまでもなく、ヲタのためである。
      そう、「わたし」「あなた」の次のキーワードは「みんな」だ。

      「ファンのみんなが彼氏」
      「わたしだけのみんな」(シャボン玉歌詞替え@アストロ)
      「大好きなみんなとの大好きな日曜日」(愛車ローンで歌詞替え@STB2回目)

      吉澤はファンを大切に思いすぎるあまり、たぶん無意識なんだろうけど、
      「わたし」と「あなた」の恋愛ソングを避けてる・・・ような気がしてならない。

      (中略)

      それが彼女なりのヲタへの筋の通し方なのであろう。吉澤ひとみの仁義。
      俺は6月STBでこの選曲の基準のようなものにふと気づいて、それから、いつ、吉澤が「基本3要素」の歌を歌うかとドキドキしながらアストロ、昨日のSTBと現場に駆けつけてきた。そして吉澤は、昨日も引き続き、仁義を貫いた。

      ならば待とう。
      吉澤が「わたし」と「あなた」の恋愛の歌をヲタに聴かせよう、聴かせてもいい、聴いてもらいたいと決意する日を。


      (引用ここまで。吉澤ひとみの仁義 http://pt-boil.jugem.jp/?eid=471


      書いたのはソロライブが多かった2009年。以前も以降も、基本、この傾向は変わってない。

      「わたし」と「あなた」の「恋愛ソング」を「みんな」のために吉澤は無意識に避けている。そういう歌を歌う時が吉澤の転機だ。れれれれれ恋愛とかして幸せな時なのかもしれない。その日が来るのが楽しみだが、怖い。

      という、まぁ、あの、勝手な前提を持っていたのです。ソロライブに対する超個人的な。
      4月20日、この前提とともにラドンナに向かいました。そして4曲目、最初のカバー曲「糸」が来た。



      「糸」〜「あなた」「私」「誰か」の意味を深読む〜

      歌詞をちょっと見てください。
      http://j-lyric.net/artist/a000701/l0000fa.html

      「縦の糸はあなた 横の糸は私
       織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれない」(中島みゆき「糸」)

      この歌詞を吉澤が歌ったとき、頭を鈍器で殴られたような気がしました。
      「あなた」と「私」と「誰か」

      うわぁぁぁあああ、「私」と「あなた」の歌だラブソングがついに選ばれたのか?選ばれてしまったのか??吉澤にすすす素敵な人がついに……いや違う、よく聴け、恋愛の歌かこれ?そうとも言えるが恋愛を超越っていうか内包っていうか、そうだよ出逢いって言ってたよMCで吉澤が、人と人の出逢いの歌だよ、うん、そうだ、だから「私」と「あなた」でも恋愛じゃないんだ慌てるな俺、よし、でもまだ何か落ち着かない、なぜだ?なぜ落ち着かない?そうだ「誰か」だ、「誰か」ってなんかものすごく新しくないか??

      「あなた」と「私」が「誰か」を暖めうるかもしれない。

      吉澤がヲタの存在を「みんな」じゃなく「誰か」と表現した。ような気がした。
      そこになんだかハッとさせられた。や、もちろん、ただ、カバーした曲の歌詞でっせ。吉澤の意識を表しているとかそういうことは俺の勝手な妄想です。でも、ヲタを「みんな」じゃなくて「誰か」というふうに言い表すこともできるということに、この日、この曲を聴くまで俺はまったく気づかなかった。思い至らなかった。ヲタ=みんな、と思い込んでた。だからびっくりしてしまったのです。

      「みんな」と「誰か」の違いとは何か?

      複数形じゃなくて単数形。ヒトのかたまりじゃなくて、個々のひと。
      吉澤とヲタが単数形同士として、同じ時間を過ごしている感覚を不意に感じて、それがちょっと衝撃的だったのです。ずっと、自分はかたまりの一部だと思ってたから。(もともと、ひとりのヒトとしてヲタをやってたひとには「はぁ?」っていう感じですよね)

      「ヲタひとりひとり、それぞれに大切」と吉澤は改めて言ってくれたような気がします。そして、いつか「私」に「あなた」と呼ぶ存在ができたとしても「誰か」のことは暖めうるかもしれない、と。「暖めたい」でも「暖めてあげる」でもなく、暖めうるかもしれない、というのも吉澤らしいよね。意思を隠して。人との距離に敏感で。達観していて。でも悲観的ではなく、相手へのまなざしがある。吉澤が作詞したわけじゃないけどw。

      そして、わたしとあなたが布を織りなすためには、ひと組では足りなくて、たくさんのわたしとあなたが必要。単数形が集まって複数になっていく。「みんな」という言葉はないけど、概念は織り込まれている。

      わたしとあなたと誰かとみんな。
      それらがぐるんっとつながる感じにゼログラヴィティな衝撃を受けたのです。
      この歌詞がすごいということを言いたいのではなく、この歌を選んだ吉澤ひとみ29歳の直観がすげーなと。



      「旅立ちの日に」〜合唱の意味を深読む〜

      「糸」が終わり、MCをはさんで「旅立ちの日に」。
      これ、吉澤は「ファンのみなさんと合唱したい」と言ってました。
      「みなさんを1部、2部、3部にわけて、私が指揮をするので」的なことを笑いながら。吉澤は「2部さん」だったそうです。直前の「糸」で頭がボーっとなってたところに「合唱」の提案。

      またまた深読み脳がぞわわっと起動。ヲタと一緒に歌うっていう意味では、「みんな一緒に!」っていうライブの煽りと似てるけど違う。合唱は、ひとりひとりの声に明確に役割がある。「みんなと一緒に歌いたい」と「みんなと合唱したい」は同じではない。声を出させる作業と声を束ねる作業の違い。その差異。ヲタを「ひとりひとり」として吉澤が意識している感じを合唱という提案からも感じてしまった。

      「『糸』で示した世界観を早くも具体化して提案してきやがった!さすが吉澤っ」と思ったのです。

      (合唱参考)
      http://www.youtube.com/watch?v=U7fRUcKX8Pk



      「上を向いて歩こう」〜ギターの意味を深読む

      そしてラストの曲。ギターを弾いたんだよ!
      眠ってたけど、ひっぱりだしてきたって。もうね、うまい下手とかはどうでもいいの。ギターをもういっかいやってみようって思ってくれたことがうれしくて楽しくて。
      で、ですよ。
      ギターといえば「弦」。弦は糸。糸をジャカジャカかき鳴らす吉澤に見とれながら「あー、やっぱ『糸』だよねー、『糸』で吉澤がバンドとつながってるよー、音楽とつながってるよー、この場の全員とつながってるよー」と若干こじつけながら深読んでました。




      まとめ

      世界は無数のわたしとあなたと誰かで成り立っている。

      「糸」的な世界観を「歌いたい」と思って、選んで、示してくれたことに吉澤の進化を感じました。だからブログも始めたんだなと勝手に納得。ギターや歌やダイビングや車の免許。いろんな試みをこの頃やってるじゃん?ひとつひとつ、ひととのつながり方だよなー。新しいことばっかりじゃないのがいいよね。ギターとか「再」があるのが。いろんなつながり方のアイディアを気負わずに見せてくれたライブだった。「闘い」じゃなく「挑戦」が似合う表情で。30歳にむけてのサラッとした所信表明ライブ。

      歌も声もやっぱり好きで、衣装もかわいかった。キラキラのスパンコールで前のところを縁取りされたGジャン的な短めジャケットの中に白いブラウスを着てた。その白いブラウスがなんか首の後ろのほうに布が出て結ぶやつで、Gジャン的なジャケットの背中にその結んだ部分を垂らしてたんだよね。幅15センチぐらいのけっこう幅広で長い白い布でできた大きめリボン結びが、首の後ろから背中のまんなかぐらいまで、ふわっと。横から見るとちょうど小さな羽根みたいに見えたんです。小さな白い翼が生えかけてる感じ、29歳の吉澤の背中に。それがなんだかとてもいいなと思いました。

      以上、久々の更新でした。


      『糸』補足
          まい夫人のブログに「糸」。
      http://ameblo.jp/satodamai/entry-11828738839.html
      音楽について書いてるエントリでプレイリスト「焼酎」の一曲目が「糸」になってる。
      焼酎っていうのも吉澤っぽい。どちらかがどちらかに「糸」を紹介してたりして、と妄想。

          カバー曲まとめ
      http://matome.naver.jp/odai/2135251431243463901






       

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        Comment
        お久しぶりです。
        もう何年も現場には行けてないのですが、ステージの空気感が伝わって来ました。モーニング娘。ライブではなく、ドリームモーニング娘。のライブでもなく、吉澤さんの醸し出す、包み込む優しい雰囲気。スモークがかかったような幸せ感。もし、映像化されたとしても感じることの出来ない神聖な空気を、お裾分けして頂いたような気がしました。ありがとうございます。
        • ふ〜。
        • 2014/05/11 7:08 AM
        ふ〜。さん、お久しぶりです!お変わりないですか?
        自分は変わったり変わってなかったりです。
        コメントありがとうございます。
        ライブの幸せ感を感じ取ってもらってうれしいです。吉澤さんもブログ始めたし、現場に行けなくても、見守りながら応援していけたらいいですね!
        • p
        • 2014/05/12 7:35 AM








           
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