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    平成レボリューション〜バックトゥザ白虎隊〜、初日

    2007.10.03 Wednesday 22:21
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      つらかった。
      吉澤のカッケーところや萌え衣装については他の人がきっと詳しく書くと思います。
      芝居として、つらかった。長く感じた。今はそれしか書けない。

      この芝居の一番の問題点は、「主演」の人間がテーマの説明役になってしまっていることだ。「主演」の人間がテーマと格闘してねーの。だから感情移入できない。感動できない。理解はできても。

      リボンや何日で熱く書けたのは、作り手のすばらしさが、まず第一にあったからだったんだ、と改めて思った、感謝とともに。カーテンコールっつか最後の吉澤の笑顔に、達成感は確かにあったが。そのことをうれしく思ったが。

      もともと期待していなかったんだ、なんとなく、タイトルからにじむ気配。だから、失望や落胆はない。ただ、つらかった。好みの問題かもしれない。
      テーマがなぁ。
      この芝居さぁ、さすがに検索が怖くて書けない感じのコトバがテーマにも見えるじゃん。
      脚本がなぁ。
      キメ台詞は、ここぞっていう時に主人公が大切な人に向かって一度だけ言うからいいんじゃん。それぐらい、たかが二次創作の作者だって知ってるぜ。
      テーマ何度も言語化しすぎ。
      納得できないディテールが残って気持ち悪い。
      そしてビミョーな権威主義がにじむ。
      前半丁寧すぎて後半つじつま合わせすぎ。

      言うねぇ。
      じゃあ、アンタだったらどうするよ?

      おっ!?
      よくぞ聞いてくれました。
      俺だったら、この一時間半の話を10分でまとめるね。
      んで、そこから始まる、柴田と吉澤の恋っ!!!
      サヤカはさぁ、もうホレてたよね美咲に?
      つか、一家全員、吉澤にホレるわけ。超モテ吉のラブコメ。うん、それだっ!
      その壮大な予告編だったんだよ、これは。
      組織をとるか個人をとるか、恋か仕事か、ルールか想いか、
      自分勝手になりそうな自分、ルールを破りたくなる自分。
      年上の人は敬いたいからパパさんやママさんからのデートの誘いは断れない!
      でも私の好きなのは、サヤカなの!みたいなw
      や、まじめな話、そーゆー吉澤の当事者性が薄くてさ。
      主演の人間の葛藤があって初めてこのテーマが生きるんじゃねーの?
      なんて思いました。


      (23:30追記)
      柴田さんの演技は初めて観たがとてもよかった。
      実質的に柴田主演と言っていいと思う。吉澤がよくなかったという意味ではなく。
      category:吉澤ひとみ舞台 | by:pt-boilcomments(15)trackbacks(0) | -

      白虎隊で吉澤が戦っていたもの

      2007.10.14 Sunday 14:12
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        白虎隊の千秋楽、吉澤は疲れているように見えました。
        明らかに置きにいってるセリフ。微妙にズレるタイミング。
        調子の悪い時のガッタスでの吉澤を見るようなそんな気持ちがしました。

        カーテンコールでは、やりきった喜びの表情を見せてくれました。キャストたちの空気もよく、あたたかい気持ちになりました。でも、呂律がまわっていない。挨拶も「どうだ!やってやったぜ」っていう突き抜けた感じはない。受け止めて、返すようなやわらかなもの。そして吉澤は里田に柴田に包まれる。

        勝利の剣を太陽にかざすような挨拶ではなかった。剣を鞘におさめるような締めくくり。
        「やりきった」という達成感は吉澤の表情にありました。その喜びも。
        でも、吉澤は、何を、やりきったんだろう?
        吉澤の達成感は、何に対する達成感なのか。
        言い換えると、こうです。
        この芝居で、吉澤は何と戦っていたのか?
        ひとつの仮説を書きます。

        この芝居の吉澤は「苦しそう」でした。
        なんで「苦しそう」と思ったかというと、やっぱり、演じきれてなかったんですよね、役柄を。役柄に入ってなかった。なんでそう思ったかというと「アドリブ」です。

        アドリブには2種類あると思います。
        役柄として言うものと、役者として言うもの。
        今回、ぜんぶ、後者なんですよね。リボンで「大臣」として麻琴をいじっていたのとは大違いです。この芝居のアドリブはぜんぶ「吉澤ひとみ」として言っていました。フットサルのポーズ然り、メロン云々然り。あれは「斉藤美咲」とは無関係。そして、その「斉藤美咲」と関係ないアドリブ部分で舞台を盛り上げるしかなかった。これは役者としては苦しかったと思います。

        象徴的だったのは2日目、長男が飲みながら牛乳を自分のシャツにこぼした時のアドリブ。

        吉澤は「衣装、臭くなるよ」って言ったんです。客は笑いました。
        メイドなら「衣装」じゃなくて「服」というべきだった。
        そして「臭くなりますよ」と言うべきだった。
        でも。
        「斉藤美咲」としての「服、臭くなりますよ」ではきっと笑いはおきなかったと思う。
        牛乳をこぼしながらゴクゴク飲む男を見て、「ステージ上で素に戻ったよっすぃ」が思わずつぶやいた風のアドリブだったから、みんな、笑ったんだと思う。そして吉澤もそれをわかっていた。だから「吉澤ひとみ」として言った。言うしかなかった。

        吉澤にもっとスキルがあれば、「斉藤美咲」として笑いのとれるアドリブを開発できたかもしれません。これは吉澤の能力の問題とも言えますが、吉ヲタの贔屓目を差し引いても脚本中の「斉藤美咲」という人物設定の薄さと無縁ではないように思います。

        吉澤リーダーのライブのMCが毎回変化に富んで私たちを楽しませてくれたように。
        吉澤座長もアドリブで私たちを楽しませようとした。
        脚本と演出が稚拙だったから。
        脚本と演出に沿っているだけでは観客を楽しませることは無理だと思ったから。
        そもそも、デンジマンさんが書いていたように、アドリブがないと成り立たない芝居なんておかしいわけで、吉澤は本来しなくてもいい苦労を背負って(しょって)しまった。

        そして、そのアドリブは「斉藤美咲」ではなく常に「吉澤ひとみ」が言うしかなかった。
        だから、この芝居における吉澤のエネルギーは、いかに演じるかではなく、いかに両立させるか、に注がれていた、というのが私の見方です。舞台の上で「斉藤美咲」と「吉澤ひとみ」を同居させること。結果的に吉澤に求められていたのはそういうことでした。定型化されたアドリブはもはやアドリブではなく、ただの日替わりのセリフ。吉澤は「斉藤美咲」と「アドリブを楽しむ吉澤ひとみ」の二役をやっていた。一人二役だった、吉澤だけこっそりw
        そんなの「芝居」じゃないっすよ。盛り上げるために、主役が役に入り込まないことが必要だったなんて。

        結論。
        吉澤の達成感は、隠れ一人二役を演じきった達成感だったと思います。
        「斉藤美咲」を演じきった達成感ではなく。
        そういういびつな負荷と吉澤は戦っていた。
        「平成レボリューション〜バックトゥザ・白虎隊」はそういう芝居でした。
        疲れないわけはないです。
        心からお疲れさまと言いたいです。

        category:吉澤ひとみ舞台 | by:pt-boilcomments(9)trackbacks(0) | -

        吉澤さんの二重底

        2007.10.28 Sunday 10:56
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          吉澤さんがかくれんぼ好きだったって言った時、すごい「ああ」と思った。
          スポーツ好きで、かくれんぼより鬼ごっこな人ぽいけど実はかくれんぼな人だよね。
          吉澤さんは、隠れたり、隠したり、そういうことを楽しめる人だと思う。
          二重底になっているモノや人や仕組みをおもしろがれる人だと思う。
          自分もきっとそうだからだ。自覚があるかどーかわからないけど。
          吉澤ひとみっていう箱にはすんごい見事な筆文字で「美人」って書いてあるけど、底の板をどけると、ほら、キラキラのガラクタが隠れてる。

          収録後、寒いからすぐにはおったフィールドコートをまた脱いで、家族と記念写真に笑顔で応じ、サインもきっとしてあげて、ちょっとふてくされてる長男に「ごめんね」なんて言ったりしたんじゃないかなーと妄想。ミリオン家族のよしざーさん。子どもに話しかけるときはもちろん、サッと身をかがめて目線は子どもにあわせる。そんで、「これ片付けるのたいへんですよね」とか言ってキッチンの床のもの拾ったり手伝おうとしかけるんだけど、時間的にも空気的にもやっぱそれは出演者の仕事じゃないし、それは吉澤さんもわかってるから動きが中途半端になってしまって、でも、片付けたい気持ちはあるからポーズだけみたいになるのもイヤだしこのまま何もしないっていうのもイヤだしって一瞬思うけど、そーゆー状況は今までもなくはなかったので実際は慣れた感じで適当にモノを集めて重ねて片隅にポンッと置いて、またフィールドコートはおって、笑顔でおじぎ&手を振ってロケ用のクルマに乗り込んで去るプリンセス。きっとそーだったに違いない。実はリビングのソファの中で隠れて見てたんですよ俺も見つけてほしかったんですよみたいな妄想。人間椅子p。

          それにしても。
          「初めから怪しいと思ってた」
          言われてぇ。
          「でも気づかないふりしてあげてたの」
          続けて言われてぇえええええっ
          や、まったく別の妄想が始まってしまいました。
          よしざーさんの直感の鋭さに、女子らしさを感じた。本人の意図してないところで女子らしさが出るよねー。ちょっとおびえ系でびっくりした時とかも、そう。
          軽くまるめて薔薇のようになった指たちがそっと美しい顎の下に隠れるように寄り添う時。紅茶の香りが広がります。
          何を言っているのかわからなくなってきました。

          PCの調子がいまいちであれこれ見れてなくて、更新に間があいてしまいました。
          間があくと、なんか書きにくくなるという悪循環。
          よしざーさんがたくさん見れて幸せだ、と、まずはそれだけ書きたかった次第です。


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