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2018.12.02 Sunday
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    紅白雑感

    2008.01.02 Wednesday 14:52
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      直前のNHKニュースで「もうすぐ紅白!」みたいな数秒の告知があった。
      そのとき、画面の奥から聴こえてきたのは間違いようもなく「LOVEマシーン」だった。
      俺はその時点でひどくダメージを受けた。ラブマやるってことは、、、、と嫌な予感がした。

      始まってみると、やはり。
      何を表現したかったのか?
      歌なのか表情なのか動きなのか歴史なのかキャラクターなのかアイドル性なのか団体としての統一感なのか個性なのか自信なのか初々しさなのか、何を見せたいのかがまったくわからない。焦点の絞れなさもここまでくるとすごい。意図とかないだろ?並べりゃいいって思ってるだろ?

      出場者早くハケてくれーという悲鳴で始まり、わけわかんねーという絶叫で終わった。
      彼女たちのいいところが伝わらないまま時間切れ。残念でならなかった。詰め込むにしても、まとめる軸というものが要るだろう。焼き鳥は、串があるから焼き鳥なんだよ〜。

      モーニング娘。に今年のシングルを歌ってもらいたかった。

      久々に、リアルタイムで歌うモーニング娘。を見た。
      秋コンには行かなかったから。
      薄いヴェールの向こう側のように思えた。一瞬、頭がボーッとする感じ。このコたち、知ってる。でもなんで知ってるのか思い出せない、みたいな。軽い記憶障害のような不思議な感覚。

      それは俺の、あくまで俺の感覚にすぎないと思っていたが、もしかしたら本当にあのコたちはヴェールをかぶらされていたのかもしれないなと後から思った。
      過去のモーニング娘。というヴェール。
      それは今のモーニング娘。を縛らない。やさしく包む透明なヴェールだ。でも質量はあって。それがあのコたちの背中を少し丸めさせ、光の屈曲率をほんのわずか変えてしまったのだと思う。

      モーニング娘。の亡霊。

      その言葉が浮かんだ時、ハッとした。
      今年の紅白は「死者の紅白」ではなかったか、と。

      今年の紅白、俺は実家で親と最初から最後まで観た。
      とてもいい構成だったと思った。親も「今年の紅白はよかった」と言っていた。余計なアトラクションがなく、形容動詞で言えば、荘厳な、上質な、本質的な、という言葉が似合う空気だった。それは、番組全体を通底するものとして「死」があったことと関係あるのではないか。「死者の紅白」という言葉がキツイなら「再生の紅白」と言ってもいいかもしれないが、再生の前提には破壊や死があることもまた事実だ。

      ZARDの特集、阿久悠の作品、被災地からのメッセージという直接的なモチーフだけでなく。
      千の風になっての次にドリカムをもってくることとか。
      曲順に嫌悪感とまではいかなかったが、吉田美和、歌いきれるだろうか、と感情移入して観てしまった。個人的には馬場俊英のどこを見てるのかわからない落ち着きというか不思議な目線に、ああこのヒトはいったん死んだんだなぁと思った。そして、再生したんだなぁと。「死」は「失うこと」でもある。「死者の紅白」は言い換えると「喪失感の紅白」。

      aikoや浜崎の歌う恋愛の歌に切なさを探してしまう自分、コーダの表情とはやっぱりなんか違うなぁと思ってしまう自分がいた。コーダだけが喪失感とは無縁の場所にいるように思えて、そのことが余計に他の人々の「喪失感」を際立たせたような気がした。

      生きるというのは死ぬことだ、なんてよく言われること書くつもりはなかった。(けど書いてるけど)
      でも、うん。生きるというのは、失うことだ。失って、また、得ることだ。

      鶴瓶だって、芸人としてのマニアックな部分での評価を失ったのかもしれない。(冒頭、中居が「ポロリ」って書かれた扇子を出した時点で、あー、ポロリないんだなぁつまんねーなぁと思ったよね)でも、得たものはあるわけで。失ったり得たりしながら笑顔で転がっていく鶴瓶がちょっとうらやましくなった。

      あのステージで歌った人たちの、俺らの目に触れない、いろんな、個人的な喪失感が引き出されて、濃密な空気になって、それが「お茶の間」にも伝わったんじゃないかなと思った。作り手は、もしかして、それを狙っていたのかなと思う。なぜかというと、あの、ステージ奥に上空に向かって伸びる白い階段とか、大人数の合唱の多用なんかが、やはり、「死」とそれにまつわる儀式をイメージさせたから。これは俺の考えすぎかもしれないけども。

      そういう意味でやっぱすげーと思ったのはガクトだ。
      レクイエムってずばりの選曲だし、個人的なものを感じさせない、まさに鎧で固めた「死」の解釈と表現、見事っす!なんかすごすぎて笑ってしまったんだけど、エキストラの皆さん含めてのあのクオリティはほんとすごいなと思いました。

      ええと、話がハロプロ、及び娘。から離れました。
      言いたかったのは、今年の紅白が「死者の紅白」「喪失感の紅白」であったことと、ハロプロの枠がああなってしまったことは関係あるかもなぁということです。AKBは失うものがなかったから、無縁でいられたんだよね、そういう文脈から。ハロプロはそういう文脈にもなんとなく対応できてしまった。でも、対応しただけで軸がなかった。だからバラバラで意味不明の3分間になってしまった。あの3分間はカメラワーク含めて到底納得できるものではなかった。俺としては、やっぱ、娘。は今年のシングルを歌って「再生」まで一気に見せて欲しかったんだよね。過去から未来へ駆け抜ける爽快感を見せてほしかった。言いたかったのはそういうことです。
      それからさ、ヒトトヨウとリンリンって似てるよね?
      そんなことも思いました。

      (1月7日 追記)
      「死者の紅白」よりも「今、ここにいない人を想う紅白」という言い方の方が的確だと気づいた。
      いない人が主役じゃなくて、いない人を思う人が主役だった。親というのは、今、ここにいても、いずれいなくなってしまうものだから、鶴瓶のトーンと(今年の)紅白が合っていたのはこういう文脈で考えたらいいかもと思った。そして、友達でも元恋人でも、誰だって、今、ここにいない人をふと想う気持ちっていうのはある。そこに触れる紅白だったと感じた。
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      PKよっすぃ

      2008.01.02 Wednesday 23:50
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        すげーーーー、吉澤。
        あの3本目のコースとか見とれるわー。

        吉澤、最初から「武器」として計算して握手してたのかな?
        俺、違うと思ったんだよね。
        吉澤フツーに「よろしくおねがいしまーす」って言うために近づいて、流れで握手しちゃっただけなんじゃないかな、最初は。そしたらそれが思いがけず勝負にも有利になったみたいだし、なんか番組的にもウケてるしって気づいて、2人めからは武器として握手しに行ったってことかなと。

        でも、それはカタチだけの武器だった。吉澤は自分の見た目とかいいにおいとかなんかwを武器として本気で使ってはいなかった。なぜなら、手袋したままだったから。
        本気でそーゆー武器使う気なら、手袋したままはあり得ないよね。
        つまり、吉澤的には、実は自分のそーゆー武器を使っているように見せて使ってないという効率のいい状態が生まれていた。吉澤は自分の武器を持っているけど、そして、使ってるように見えるけど、自分的には(ほんとの意味では)使わずに済ませた。まわりの空気含めて、それができる状況があってラッキーだった。

        そんで、あの見事なシュートですよ。
        実は、あの番組において吉澤の武器はシュートだったわけで。
        それを、発揮したわけで。イザってときに。

        現役GKから指名していったこともかなりかっけーと思った。

        色仕掛けに見せかけて、それなしでもイケたシュートを放つっていう。効率がいいんだか悪いんだか、書いててわからなくなってきましたw
        吉澤がこの日使った武器は握手か?シュートか?と問われればシュートだと思う。
        よしざーさんが勝負好きだってことがすごく伝わってきた。しかも、勝てる勝負より、勝てるかどうかわからない勝負が好きなんだよね。それで負けず嫌いでポーカーフェイス。
        や、新年早々、いいよしざーさんを見せていただきました。ありがとう。

        吉澤のボールが見えなかった

        2008.01.07 Monday 22:22
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          エルダコン行ってきた。一番体温上がったのがピースってどうなんだろうとやや複雑な気持ち。俺、メロンヲタになりそー。メロンいいじゃんメロン。えっと、MC、ろてさんとかぶりそーだけどいちおー書くねって今見たらろてさん次は名古屋かよっ!?て怒ってるわけじゃないです、びっくりしただけです。例によって記憶頼り。

          まことと矢口が今年の抱負みたいなこと聞いていくときのMC。
          松浦「あたし、飽きっぽいんで、自分の顔に飽きてきたんですよぉ。あたしが飽きてるんだからみんなも飽きてるんじゃないかなって思うんですけど、鏡見ても、あぁって思ってそれで、5月ぐらいからショートにしてね、まっ黒に染めたりしたんですけど、これがまた好評だったり不評だったりするんですけど、まぁこーゆーことも今ぐらいしかできないかなって思って、今年はいろんな髪型にしてみたいです」
          前田「あたしはモノを捨てられる人になりたいんです。あたしほんとモノが捨てられなくて、この前、中澤さんがウチに来たとき玄関の横に靴箱あるじゃないですか、あれをバッと開けられて、そしたらそこに傘が30本か40本ぐらい詰め込んであったんですけど、これ要る要らないって分けて全部捨ててくれたんです」
          アヤカ「一年前からジャズを勉強していて、ライブとか行かせていただいて、もうほんと素敵なんですよぉ、今年、あたしも一曲でいいので弾き語りができるようになりたいと思ってます」
          そんで吉澤の番。
          吉澤「いま、聞いててぇ、あたし坊主にしたいなって」
          矢&ま「え坊主っ?」
          吉澤「そう、バーっと。美容室とかいっちゃうとアレなんで、バリカンとかで」
          矢&ま「えええ」
          吉澤「ゆきどんのそれあたしもらいたいし(注・借りたい?傘のことかな不明)、アヤカが弾き語りならあたしはドラムとか太鼓とかで『叩き語り』したいし、髪型、坊主にもしたいし、みんなが『いい』って言ってくれたら本当に坊主にしますよ今年」
          (吉澤きっぱり言い切る、ヲタ、戸惑いながら拍手と歓声)
          矢口「(会場に向かって)今みんな何も考えないで『いい』って言ってるでしょーーー?」
          吉澤「あたしも流れで言っただけなんですけど、まぁ、今年はね、何と言っても、音楽ガッタスです。音楽ガッタスののツアーを大成功させることが目標ですね」
          って話をいきなり音楽ガッタスツアー告知に持っていき締めくくる吉澤。
          坊主にすることは冗談なのか本気なのか、明確な否定がないまま終わってしまった。
          そして最後の娘。メドレー直前、中澤MCで、この続きが。
          壇上に並ぶOGチーム。
          中澤「その前に、言いたいことがあるんやけど。あたし、よっすぃの坊主、反対やで」
          吉澤「だめですか?」
          中澤「ありえないやろ」
          吉澤「新しい歴史を作れるかなと」
          中澤「モーニング娘。に坊主はない」
          吉澤「わっかりましたぁ」
          という感じで坊主問題は中澤の発言で一応決着したみたいでっす。
          そして恋レボのラスト少し前でタイミングを間違えて、ひとりだけステージの前ぎりぎりまで出ていく吉澤。客を煽りまくる。ほかのメンバーはステージ中央で横一列になって踊っている。吉澤は振り向くと自分が間違えたことに気づいて、里田に手招きされて恥ずかしそうにあわてて戻った。そしたらすぐに、こんどは本来の、前ぎりぎりまで出て煽るタイミングになってしまって、吉澤はちょっと恥ずかしそうになってしまったわけだが里田にひっぱられて、再び、さっき煽ったばかりの立ち位置に向かった。あのへんの客はラッキーだったなぁ。

          吉澤、全体的に、なんか、心ここにあらずって感じだったかなぁ、俺の気のせいかもしれないけど。ダンスとかも、いしかーさんの隣が多かったから余計にそう思ってしまった。

          まつーらとなっちといしかーさんが印象に残った。

          松浦は、オーディエンスと共犯関係を結ぼうとする。
          ぶっちゃけてもぶっちゃけても、ついて来てくれるよね、あたしに、というボールを投げる。渡良瀬橋で涙ぐんでた気がした。いつもこの歌のときはそうなのかな?松浦は「アイドル」という衣装が窮屈そうに見えた。脱ぎ捨てたがっているように見えた。

          いしかーさんは、オーディエンスを安心させようとする。
          いしかーさんは「アイドル」という衣装を信じている。その衣装がどんなに小さくなっていっても絶対的にいしかーさんは「アイドル」ってものを信じている。そういうふうに全身で、俺らにも「アイドル」ってものを信じさせてくれる。

          安倍さんはオーディエンスを別の世界に連れ去る。
          安倍さんのボールは魔球。安倍さんの衣装は、何を着ていても白い。

          じゃあ、吉澤は?
          きょうの吉澤は、オーディエンスに何も投げていなかったように感じた。
          吉澤は何も見ていなかったように感じた。見てなかったのか見えてなかったのかわからないけど。自分の外側も内側も。
          そう、ココロを見てない感じがした、自分の心、気持ち。蓋をしているというか。
          だから吉澤からは何のボールも投げられた感じがしなかった。
          ネガなものを感じたわけじゃないっす。強いて言えば「素」な感じがした。エンターテイナーとしてそこにいたというよりは、フツーの吉澤さん度が高かったというか。や、フツーの吉澤さんなんてもちろん知らないわけだし、俺の席が遠かっただけかもしれないけど。
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          もし俺がヒーローだったら

          2008.01.27 Sunday 10:10
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            悲しみを近づけやしないのに
            そんな昔の歌を思い出した、美勇伝活動休止を知って。
            あぁほんと俺ヒーローだったらな。なんかすげーヒーローだったらな。

            石川卒業の理由というか名目というか目的は、ユニットをつくってデビューっていうのだった。美勇伝が終わることにせつなさを感じるのは「石川卒業なんてヤだ!」と思う気持ちを封じ込めて一生懸命気持ちを前向きにしょうとしたヲタ心が思い出され、疼くからだ。そして、やっぱ第一印象で違和感あるものは続かないんだなと思った。だんだん慣れてきて、応援してるうちに最初に感じた違和感なんてみんな忘れていくけど。でもやっぱ最初に感じたことが大事なんだ。

            違和感と期待は紙一重。
            モーニング娘。がオーディション落選組を集めて作られたときも、違和感はあっただろう。違和感があるぐらいの方がひっかかりがあっていいのも確かだ。でも、それを上回るワクワク感があってこそ、だ。見る側にも担う側にも。
            そして美勇伝は、最初やっぱちょっと違和感が上回っていた、俺的には。
            違和感とワクワク感の危ういバランスの見極めにこそ作り手の能力が問われるわけで、そこに「都合」とかを入れちゃったらダメなんだ。音ガタ然り。都合は夢の反対語だろ。どうか三人の未来が都合で左右されませんように。

            悲しみのあまり、またしても作り手の批判になってしまった。
            でもどっかほっとした面もある。もう無理しないでいいんだねっていうような。
            三人のコメント、主語が「私たち」なんだよね三人とも。それがうれしかった。
            今はただ石川の三好の岡田の疾走を見守る。「しっそう」って変換したら「失踪」になっちゃったよ笑えねー。

            いろいろ考えたりして更新しないうちに「交換日記/花のことば」でググると、このブログが上から二番目とか。アマゾンの次にDancing Fishermanだよ!すげー。セブンアンドワイとか出版元の角川とかより上でびっくり。

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            円と直線:ハロプロアワード27(昼)@横アリ

            2008.01.30 Wednesday 16:30
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              君がこっちを向いたポーズで止めて
              僕は本当に好きなのさ 君だけを
              だからもうじきゆくよ テレビの中に
              夢が本当にかなう そうさ その日まで
              (KAN「テレビの中に」)

              27日横アリの帰りに渋谷で買った「16歳の恋なんて」と87年から手元にある「テレビの中に」を爆音リピート中。俺にとってKANは「愛は勝つ」では全然なくて「テレビの中に」の人だ。自分の寝ゲロまみれのシーツを「ちょっといい?」って持っていかれて丁寧に洗って干して白いシャツに仕立て直してアイロンを施した上で笑顔で手渡されたような気持ち。KANの清潔感のあるダメさ表現はずるくてうまくてなんかくやしい。ベタなのにサラッとしてる。ベタサラ。

              昔テレビ好きだった。最近ほとんど観なくなったけどテレビの中のヒトを本気で好きになるタチなのは今も昔も変わらない。

              スタンド席から観るのは初めてだった。
              花道って赤いんだ。ぐるっと外周をまわる楕円の通路がよく見える。ここは赤くない。足場そのものの色だろうか、白っぽくて中央の花道より細い。エッグから始まって、みんなが出てきたらやっぱり、わーって思ってテンションあがった。

              そして「青空」でスコッとつんのめった。いない人の声を煽りを耳が探してしまう、待ってしまう。
              目の前のあのコたちを見ようとすればするほど。
              今ここにあるものを見ることは、今ここにないものに気づくことだった。

              美勇伝の三人が中央ステージに立ったとき、石川の立ち姿に「凄絶」という言葉が浮かんだ。張り詰めてるなぁと思った。三好の諦観、岡田の呆然。

              いしよしが推されてるっぽいのは見ててわかった。立ち位置。
              石川吉澤についてはtomiko_yさんのところに私の感じたことが書いてありました。そう、まったく、そう。

              石川が張り詰めているので、いわゆる「いしよし〜」という空気でもなく気分でもない。
              吉澤はきっちり仕事をしていた。そうすることが愛であるというように。笑顔の裏にスピリッツオブ頑固一徹。男は黙ってハロプロアワード。

              最初に「いない人」に意識がいってしまってからは、次々にいない人が思い浮かんだ。
              そしてそれは個の「不在」であるが全体として見れば「変化」なんだと思う気持ちも生まれてきた。変化、つまり、取替えがきく歌やユニットのなかで「メロン記念日」だけが不動だった。メロンがいるといないでは大違いだろうと改めて思った。あのハロコンで不可欠な出演者を選べと言われたら俺は迷わずメロン記念日を選ぶ。

              周回通路は川のように流れつづけ、真紅の中央花道は天上への一本道のように不動に見えた。周回では小走りが似合う。周回にいるコは、駆けながら空を見上げ、手を振って歌って欲しい。中央花道では歩く姿が似合う。あの道の上ではゆっくり、前を向いて歩きながら歌って欲しい。

              周回は、動き続けるための場所。終わりのない円環、サークル。
              花道は、たどりつくための道。終点に向かう一本の直線、線分。
              すべてをむすぶ場所にメインステージがある。サーキットのピットインのようにそこでは、皆、立ち止まることが許されている。

              周回で小走りになり、そして花道を歩くことをあのコたちは繰り返す。
              続くことと終わりがあることを繰り返して一点を目指すことを体現しているように思った。

              そして、運がよければ一度だけ、あの一本道を滑走路に変えて、駆け抜ける日がある。

              俺は、あのコたちが花道をゆっくりと歌いながら歩く姿が好きだ。
              ずっと見ていたいと思う。でも、花道はすぐに終わってしまう。
              もっともっと長い、終わりのない花道があったらいいのに。

              でも、花道に終わりがなければ、あのコたちはあんな表情で歌えないだろう。
              目の前にたどりつくべき場所が見えているから微笑むことができる。ゆっくり歩くことができる。

              そんなことを考えていました。
              27日の昼公演のことです。

              周回と花道、円と直線。
              モーニング娘。メジャーデビュー10年。
              「10」という数字が直線と円でできていることに気づいたのは翌日のことでした。
              や、鼻からコジツ毛が出てますね。
              何が言いたかったんだっけ?
              KANの「16歳の恋なんて」は良曲だけど「テレビの中に」もよろしくってことです確か。
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