感動した。踊りたかった。泣いた。
外ハネ、耳見えてる!吉澤ひとみみみみみみみ(ry
針飛びしそうな心臓をおさえて吉澤を見る。
黒が似合ってる。今年の秋冬は黒だと友達の女性ファッション誌編集者が言ってた。
吉澤の好きな色に流行が合わせてきやがったぜ!
やわらかかった、動き。
うれしそうだった、表情。
やりたいことのある人は美しい。
過去と未来の接点としての「今」を見事に切り取ったライブだった。
それがうれしかった。過去にとらわれすぎず、俯瞰して、次の場所を目指す吉澤が観れた。
俺はどうしてもSSAを思い出していた。SSAと今日のライブを俺は点と点でつなぎたい。
SSAが卒業のオモテベストとしたら今日のライブは卒業のウラベスト。
あのユニットじゃなくて、SSAと対で語りたいのはきょうのソロとしての吉澤ひとみ、だ。
SSAの吉澤の、力強いピリオド。
渾身の力で滑走路を走り、離陸した吉澤。
離陸してしばらくすると、機長のあいさつってあるじゃん?
ちょっとええ声で、いい感じの話し方をする機長っているじゃん?
それみたいだった。
当機はただいま○○上空を・・・・
離陸に成功したことを乗客に知らせながら、飛行機の状況を教えてくれる。
俺がちゃんと連れてくぜ、安心しろ、と伝えてくれる。
乗っている俺達は。
リラックスしていいんだ、と実感できた。
到着地を楽しみに思う気持ちが、高まった。
飛行機と違うのは、到着地が未定なところ。
それでも、いや、それだから、ワクワクする。
そんな吉澤ひとみ号に俺らは乗ってるのさ。
1曲目、ミスムン。
2曲目、DIN。
3曲目、原宿6時集合
振り返りといえば振り返りだけど、軽やかだった。それがうれしかった。心地よかった。
そう、「懐かしい」じゃなくて「心地よかった」の。
さらっとしてた。彼女の中で「今」が充実してるからこそ
醸し出せたものだと思う。太ってましたと「カミングアウト」も。
SSAでは歌わなかった、しかし、彼女にとって大切なモーニング娘。の歌。
それを卒業のときでなく、今、歌う意味。
キーワードは「照れ」だと思った。
卒業から一年半。
照れずに(照れてたけどw)、そして、その歌を初めて歌ったときの体温をリアルに思い出して歌うには、今がちょうどよい距離と時間だったんだと思う。
俺だけかもしれないけど、俺的には、まだ身体の中にSSAの余韻ってあるわけ。響いてるわけ。吉澤もそうじゃないかな、とか勝手に想像するわけ。でも、もっとあとになったら余韻はなくなって、ただの記憶というか記録というか、そういうのになってしまうと思う。そうなる前に、吉澤は自分の過去を未来とつなげた。
吉澤がSSAで打ったピリオドは、ただの黒いマルじゃなかった。上から見たら黒いマルだが、横から見たら立体。らせん状に上へ上へぐるぐると回りながら伸びていく線だったんだ。
弾き語りで「歌うたいのバラッド」、「Can you celebrate?」。
歌うたいで俺泣いた。
ギターかぁ。
エレキかぁ。
いいじゃん。
新しいこと。やりたいこと。
音を楽しむ吉澤をこれからも楽しみにしています。
PS 吉澤「チョイス」(って言ってたよね)カクテル「HANABI」めちゃくちゃ好みの味だった!吉澤さんは手で持つ花火より打ち上げ花火が好きだと言っていた。でも花火のあとの切なさにも言及していた。吉澤、潜在意識では手で持つほうが好きなんじゃないかな。切なさが多いから。切なさが好きと認めると一気に乙女な自分が露見しそうだから無意識に隠蔽したのでは、とかそんなこと思った。てか一緒に花火できたら俺打ち上げられてもいい(意味不明)。