スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
月曜日、エッグマンの前の植え込みに沿って半円を描いて並びながら、
果たしてハングリー&アングリーをもう一度見る必要が本当にあるのか、と考えていた。
28日の渋公、いや、CCレモンホールで見たもの。あれがすべてではないか。あとはもう蛇足でしかないのではないか。
だって、オマケだもん。
俺あのCDってHAブランドのグッズのひとつだと認識してたから、CDの売上げがオリコンとかにカウントされてることに驚いた。とてもよくできたオマケだったけど、吉澤がらみじゃなくても買ったか?と言われれば答えはNOで、つまり、音楽としては、残念ながら一人歩きするほどのものではなかった。
でもだからって別にがっかりしてないよ、楽しんでる。吉澤の歌声たくさん聴けるし。
俺の仕事は、期待して、わーわー言うことだから。
売れても売れなくても関係なく、俺はずっと、期待して、わーわー言う。
国内の露出は最初で最後がCCレモンの1曲だけで、あとはh.NAOTO氏仕切りの海外ツアーが
あればある、なければない、それはh.NAOTOブランドの都合でどっちでも、と思っていた。
IZAM氏仕切りのライブへの出演を知った時は、HAの集客力をIZAM氏に利用されているようで不快だった。国内で再びあるとしてもh.NAOTOブランドと直接的に縁の深い系イベントだけでいいのになぁ。このライブ、蛇足、余計。そもそもステージでの動きなんて彼女たち、できるでしょ、IZAM氏に教えてもらわなくてもさぁ。なんて思った。
でも、蛇足もオマケも同じか。
次のライブは、オマケのオマケだと思えばいいか。
なんだかんだ言って、見たいし、チケット買うよ。寒空の下、苦笑。
でも、あの一回で終わっても俺は納得した、ほんと。
CCレモンで。
俺の時計で20081128192435。
ハングリーは歌い始める直前、背中合わせのアングリーを振り向いて一瞬、何か言ったように見えた。
すぐに曲が始まって、吉澤が飛び出す。
魂が15センチ外側にはみ出してるよ、と言いたいような高揚感が吉澤から伝わってくる。
輪郭が揺れている、彼女の内側から透明な蒸気が噴出しているのがわかる。
あの日の冒頭の30秒。
あの吉澤のワクワク感。
あんな吉澤見たことなかった。ような気がする。
遊園地で興奮した子供。
自分のエネルギーを持て余して、どうしようもなくて、
手足と背中と喉と首と声と頭と目と耳を全開にして、筋肉に命じてかろうじでカタチにしてる、そんな煽りが数十秒続く。やがてそれは、落ち着いた、スキルとしての煽りに滑らかに吸収され、蒸気は適正な熱となる。夜明けの光が朝のざわめきに吸い込まれるように。
一曲が終わり、鮮やかにステージを去った彼女たち。
見事だった。
だがこの胸の切なさは。
一曲だったことに不満はなかった。そういう不満じゃなくて。
本当にいろんな気持ちが沸き起こった、吉澤の、あの30秒の童心を見た時。見てしまった時。
うれしさ、たのしさ、と同時に、切なさ、悲しみ、イラだち、怒り、矛盾する感情が沸き起こった。
それってどういう気持ち?
今までの、あるいは、最近の歌う仕事でそれは得られなかったのか、というやるせない気持ち。
どうせなら吉澤のことを知らない人がたくさんいる場で歌わせてあげたかった、という悲しい気持ち。
だって吉澤、すごく、「どうだ!」って思ってたと思うから。
ほかのV系バンドがあんなに集客力ないなんて。お前らもっと客連れて来いよ!と八つ当たりのような気持ちになった。
自分がヲタでがっついておきながら勝手な言い草なのはわかってるんだけど、
俺は、たくさんの非ヲタの前でドキドキしながら思いっきり歌うHAを物陰から(ここ重要)こっそり見たかったのだ。なのにあんな前の方とかさー、前の方でうれしかったのにイラつくってどういうこと?
わけわかんねーよ俺、とさらにイラついたw。
そんなわけで。
何がそんなわけなのかわかりませんが、hANGRY&ANGRYはオマケだと思ってる。
オマケだからいいんだと思ってる。ソロツアーとかもしあったら萎える。
極上のオマケ。だからこその特別感、高揚感。丁寧に色づけされた樹脂に、人をひきつける粉が過剰にふりかかってる感じ。
たとえオマケ目当てで商品を買う人がほとんどだとしても、オマケはオマケ。
ある意味、自由で無責任でチャチくてOK!
実際には彼女たちはすごい責任感でやってるのは当然ですが、
ファッションブランドの販促に付随する仕事と捉えることができるってことが、
彼女たちの気持ちに鮮度を与えて、結果、パフォーマンスに力を与えてる面もあるのでは、と。
このままオマケ道を疾走してもらいたいなと思う今日このごろです。
長谷川理恵みたいに吉澤と接してぇええええええっ
マラソンとか好きで、ヘルシー志向で、ハワイに詳しい素敵なおねーさんになりてぇぇええええっ
おすすめのものをおすすめして、コツとか聞かれてサラッと教えたりしてぇええええええっ
あーでもテンションあがっちゃってアサイ丼、喉につまらせたりしそう。
「弾丸トラベラー」よかったなぁ。
中澤ねーさんとよしざーさんだけではあの良い感じはでなくて、
長谷川さんの冷たすぎず熱すぎず、自分も楽しみつつ余計なことしない、ローファットなコーディネートぶりがよかったと思う。
「なんか風としゃべってる感じがする」
こんなひとことがポンと出たことが素晴らしいと思った。
自分でも何を感じてるかわかりきっていない口調の吉澤。
不思議な感覚が、ふと、口をついて出た、その一瞬の吉澤。
彼女の言葉も風になって、その場をしばらくぐるぐるまわっただろう。
それから海や空に向かっただろう。
風としゃべる感じ。
子どもの頃、風と呼ばれた女のコ。
似てるけど全然違う言葉に「空気を読む」っていうのがある。
トーキョーではみんな空気を読むことに必死だ。
ハワイでは、空気は、読むものじゃなく。
マッサージのあと、クレンジングのところから、3人はおそろいっぽいペンダントをしていた。
あれはデリックさんにもらったのだろうか。
何かアドバイスみたいなこと言われながら首にかけてもらったりしたんじゃないかな。
そこらへんの映像も見たかったものである。
J:マイスペ2ndアニバーサリーで最初のライブパフォーマンスを披露したわけだけど、どうだった?渋谷CCレモンホールでやってみて?
H:あれはハングリーアングリーとして初めてのライブパフォーマンスだったからホントに
緊張したんですけど、すげー楽しかったです
A:一曲だけしかやらなかったんですが、すごいやってて楽しかったです
J:来春、シアトルのサクラコンにも出演しますよね。ふたりともそれについてはどんな?
A:めちゃめちゃ興奮してます!
H:すげー楽しみです!
J:世界中でたくさんの人がジャパニーズミュージックに注目してるんだけど、びっくりしてる?
A:私達もそれにはほんっと驚いてて。でも逆に幸せだなーって。そんなに熱くなってもらって。
H:私もそれはほんとに幸せなことだと思ってます。
J:ファーストミニアルバムについて聞こうか。
「キルミーキスミー」収録曲をレコーディングしたときは、どんな感じだった?
A:どの曲もだいたい2時間でレコーディングしましたね。
詩の感じとかつかみたかったし、雰囲気的にもロックってこともあったから、
衣装とかもロックなのをキメて、それで確実に実感できたみたいな。
H:私はほんとほとんど問題なかったですね。
ただ、歌の幅が高いのから低いのまですごい広かったので、それはちょっと大変だったかな。
J:どの曲が好き?その理由も教えて。
H:キルミーキスミーが好きですね。なんでかっていうとテンションあがるからです歌ってると。
ライブで歌うとすごい楽しいし。
A:私はどの曲も好きなんですけど、一番好きなのを強いて言うと「ロマンティックにバイオレンス」ですね。あの、私、実際にこれ着メロにしてるんですよ。で、メールの着信は「アンジェリーア」なんですけど。私、着メロサイトに行って、自分たちの曲見つけてフツーにケータイにダウンロードしたんですよ。
J:このCDは日米同時発売ということで、USAのファンにはとても衝撃的でした。それについてはどう思う?
A:私たちもすっごくびっくりしましたよー。
H:私も同じですごいびっくりして、でも、すごいうれしかったです、だって日米同時発売ですよマジで!
J:たくさんのアメリカの人たちが予約して、このアルバムを買ったのですが、このアツいファンの人たちにひとこと!
H:もう早く会いたいです、ウチらのCD買ってくれた人たちみんなと会いたい。待ちきれないって感じです!
A:私達のCDを買ってくれてどうもありがとう、すごくうれしいです。そして、ぜひ、ライブでお会いしましょう!
J:ハングリーさん、アングリーさんをひとことで言うと?その理由も。
アングリーさんにも同じ質問。ハングリーさんをひとつの言葉で言い表してください。
A:ハングリーは、とっても、、、「マイペースなひと」です。彼女は自分のリズムがあって、それで
物事をすすめるっていうか。自由なところがありますね。
H:アングリーは、「マザー」ですね。いろんな意味でお母さんっぽいんですよ。
J:ええと、ちょっと知りたくなっちゃったんだけど、MP3プレイヤー見たら、どんなアーティストとか音楽とか入ってて、いま聴いてるの的な?
H:ロックですね。ニルヴァーナです!
A:R&Bで、Ne-Yoです。
J:オーケー。インタビューの時、僕らいつもやってるコーナなんだけど「言葉プレイ」をしてもらうよ。
今から5つの言葉を出すから、その言葉を自由に定義しちゃってくれ。
いいかい?
◎LOVE MACHINE
A:いつもみんなを興奮させる日本の歌。
H:ウチらが乗ってきたモノ。タイムマシーン。
◎CHOCOLATE
H:甘い。
A:血糖値をあげるもの。だから朝食べるといい。
◎SEXY BEAM
A:女の武器
H:視線。。。。。ウインク!
◎ROCK’N ROLL
A:エルビスのヘアスタイル
H:シンディー・ローパー
◎ANGELIA
A:私の母。ママ。
H:若い女のコ。
J:世界中にあなたたちのファンがいます。ファンのみんなに言いたいことある?
H:すべての人に私たちの音楽を聴いてもらいたいし、
私たちのファッションをマネしてもらいたいと思ってます。
A:ハングリー&アングリーはほんとに今始まったばかりなので、
これから、もっともっといろいろなことをやっていきます。楽しみにしててください。
http://www.j-entonline.com/INTERVIEWS/hangry-angry/hangryandangry.pdf
ひとりぼっちで少し退屈な夜
って歌いながら帰宅。ミカンつまみにハートランド飲んでます。
電車、街、道、けっこーいつも通りじゃん。松屋にはひとりの客がいっぱいだ。
「全員集GO!」DVDを観た。
終わりの直前だったんだな、と思った。
加護、あさみ、みうな、村上、今はそこにいない人たち。
なによりも、後藤の輝き。吉澤の充実。
あれが終わりの直前だとは誰も知らない。誰も。
ろうそくが燃え尽きる前、とか言うじゃん?でもそれとは違う。
ろうそくは、見てたらわかる、蝋が残り少なくなってるって。
あのDVDに収められた終わりの直前は、誰もわからなかったんだ。
映像は残酷だ。
数時間後、数日後、数週間後、数ヶ月後に、あんなことが起こるなんて。
悲しみ、喪失感、感傷、に包まれながら、それでも不思議なことに、清清しい気持ちを見つける、自分の中に。
すべての瞬間は、終わりの直前なんだと思う。
この1秒が始まった瞬間は、この1秒の終わりの直前。
終わり続けていく瞬間があるだけ。
圧倒的な無力感。でも、なぜか、風を感じる。
感じない?パタパタと終わり続ける瞬間が、風を作っているのを。
終わりとか希望とかそういうことを想っている。
なんだか意味不明なことを書いてるクリスマスイブである。
知ってるよ、努力が報われないなんてよくあること。
でもさ。
勉強した成果を競うっていう趣旨の番組だろ?
勉強した人を笑いモノにしてどーすんの?
ただのクイズ番組だったら、まだ、許せる。
「努力すること」「勉強すること」をバカにされた感じ。
むなっすぃ〜。
もう吉澤「ガリベン!」とかいう番組には出なくていいよ。
吉澤には向いてないよ、あの番組。
泣くほどのダメージ受けてまでテレビ出なくていいから。
なぁ、、、、前から思ってたんだけどさ、、、、俺の嫁にならねぇ?
そんなに贅沢はさせてあげられないけどさ、約束する、一生、昭和歌謡なんて聴かなくていいよ。
だから、俺と結婚してくれぇえええっ
とか言って抱きしめる俺!うなずく吉澤!一緒に泣く俺達!えーーーん。
ボタンが操作されてることに途中で気づいても、何も言わなかったのは偉かったが、
吉澤だって昨日今日芸能界に入ったわけじゃないから、それは当然だ。
あれ?つかない。押してるのに。故障?ちがう、そういうふうにしてるんだ、番組的に。
あたしが答えたら接戦にならないから。
そうか、ちっくしょー。でも、まぁ、1問か2問なら。
ちょ、つか、ずっとかよ。ひでぇ。ひでぇよ。あたしわかってんのに。
勉強してきたんだよ。押してるじゃん、あたし押してるよ、そんなんアリかよ?アリだよな。
ハハ。あたしのいる世界はそういう世界なんだよ。それなのにあたしマジメに、すげーマジに勉強しちゃったんだ前回の挽回しようと思って、中澤さんや矢口さんに迷惑かけないように。
バカみてぇ。あたし、バカみたい。マジメにやっちゃってさ。
そーゆーんじゃないんだよここは、うっかりしちゃった、ハハハ、はぁ。虚しい。やべ、涙出てきた、やだやだやだ、あたしマジやだ、泣くとかあり得ないし、そうじゃない、あたしはあたしはあたしはでもなんで泣いてんだあたしこれ番組的にアリなのか?よし、どうにかアリっぽい、中澤さん矢口さんそんな目で見なくても、吉澤、わかってますから、だいじょぶですから、ちゃんと、ブチ壊したりしませんから、はい、涙、止まれ、そこで止まれ、あぁなんかもう、全部、ボタンとかじゃなくて自分がいやだ、こんなになってる自分カッコ悪い恥ずかしいあたしのあたしの気持ちがバカだこのままじゃ、あたしがんばれ、涙ぜってーこぼれるな、そこまで、それかちゃんと面白くしろあたし、あーできなくて泣いてるって思われる、違う違う違うけどそうしとこう、つか、どう思われるとかじゃなくてあたしあたし何がしたいんだろ今、くっそしかし、やんなっちゃったもういやになったあたしバカじゃねーのバカじゃねーけどバカみてーだあたしあたし知らなかったあたし。
(追記)
「自分ではどうしようもない状況」と「思ったようにできなかった自分」。
フットサルの合宿の涙を思うと、この2つが合わさったときよしざーさんは泣いてしまうと言えるかも。