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2014年7月12日(土)
11:00 ガッタス、東京都女子フットサルリーグエントランスリーグ第2次ラウンド試合開始。
16:00 福岡で夏ハロコン、初日開幕。
18:30 タワレコのユースト、ハロプロスペシャル配信開始。
20:00 HANGRY&ANGRY、解体宣言。
デザイナーガシコン氏がブログにて「HANGRY&ANGRYは8月31日をもってブランドの活動を休止」を表明。
始まりと終わり。終わりの始まり。波に飲まれてぐるんっと一回転した気分。口の中がしょっぱい。太陽はまぶしい。
久し振りにガッタスの試合に行った。
聖地・駒沢体育館。ガッタスサポ、30人ぐらい、がっつり固まって陣取っている。幕、太鼓、オレンジユニ。片隅に座る。観客席からコートを見下ろす。試合開始の15分ぐらい前に、選手が出てきた。盛大に拍手する俺ら。こちらを見上げて笑顔や会釈の選手たち。あれ?少ない。。。合計5人。しかも、よしざーがいないよ。パス回しなど、練習を始める選手たち。よしざーは1分ぐらいあとからさりげなく登場してさりげなく練習にまざった。あまりにさりげなかったので、みんなタイミングを逃してしまい、吉澤登場への拍手ができなかった。いしかーさんもさりげなく登場してコートサイドから見守っている。
相手チームも練習。フィジカルが強そうな選手が多くて、パッと見、やばい感じ。
よしざーは軽くボールに触れている。髪は後ろで一本に束ねている。こげ茶のストレート。
試合開始。
ガッタスの選手は先発5人プラスいしよしの合計7名。少ない・・・・。石川も吉澤もユニフォームは着てるけど、石川はマネージャー参加と言っていたから、メンバーチェンジあるとすると吉澤が途中から出るしかない。選手層の薄さが、なんだかちょっとさびしかった。
太鼓に合わせて声を出し、手を叩いて応援する俺ら。12分ハーフの試合の前半10分過ぎまでは互角だった。守備がんばってた。パスもつながってた。ボールを奪われない動きはすごくうまかった。ゴレイロの矢口がファインセーブ連発。是ちゃんのシュートも惜しかった。ボール支配率も上回ってる印象。あの5人はけっこう練習してるんじゃないのか。それはそれでなんだかせつない。どんな気持ちで練習してるんだろう。0−0の均衡が続く。
お互いに点がはいらず、お互いにミスがあって、お互いにイライラがつのる展開。もう0−0で折り返すかな、と思った残り1分30秒あたりで相手ゴレイロが大きく投げたボールが、こちらゴール前まで飛んできてバウンド、そのままゴールに入ってしまった。ように見えた。1−0。一瞬静かになる俺たち。でもここで黙っちゃいけねぇってことでさらに声をだして手を叩いて応援。前半終了。
吉澤はベンチで座って背筋伸ばして、やや前のめりの姿勢で、黙ってコートを、ボールの行方を、見てた。となりで石川も。ふたりとも、声を出すというよりは、ただ見つめていた。ハーフタイムでのふたりは対照的だった。石川はマネージャーらしく、オレンジのタオルをかかえて来て、ひとりひとりに笑顔で手渡す。吉澤は選手に話しかけている。笑顔とかじゃなく。でも熱いわけでもなく。クールにふたこと、みこと話す感じ。コートチェンジ。メンバーは離れた側に行ってしまった。一瞬、そちら寄りの席に移動したくなるが、ここでガッタスサポーターとして一体感をもって応援すべくステイ。
出場チームのベンチと言ってもコートサイドに折りたたみ椅子が7,8個置いてあるだけなんだけど、その椅子に先発5人とスタッフが座ってる。彼女たちに向き合う形で、コーチが床に座りこんで何か話している。そしてコーチのとなりで吉澤はあぐら。さらにそのとなりで石川が正座。その感じが、なんか、よかった。
後半開始。
吉澤は出るのかな・・・。正直、この先発メンバーで戦った方が勝ち目がありそう。吉澤は前半同様、アップするわけでもなく、座っている。なんとなく、出る雰囲気じゃないなと思った。後半、1点追加されて2−0。ガッタスも何度かチャンスをつくるけど、シュートは枠をとらえない。惜しいシュートの時は吉澤も立ち上がる。後半も5分経過して、またしても惜しいシュートが外れたときは居ても立っても居られす、しかし顔色は変えず、そっと足踏みのように地団太を踏んでた。
12分は短いようで長い。選手たちも疲れてきてるのがわかる。攻撃の選手が少ない。相手も疲れてるんだけど、ボールを奪われることが増えてくる。そんななか、是永が左サイドから角度のないコースでシュート!これがゴール隅にズドンと決まって2−1。やったああああああ、よし、あと1点!いけるいける!!でも相手も必死。ゲームは一進一退。ボールがコートの外に出ることも増えてくる。だああああもう時間があああっていうときにゴール前で選手が交錯して倒れた。相手のファウル?(よく見えなかった)で、PKゲット!電子掲示板の残り時間、なんと、あと3秒。頼むぅううううう是ちゃん!!これがラストプレーだよおおおおお、うわあああああ、ボール置いてえええええええええ、3メートルさがってええええええ、助走、蹴ったあああああ!いいコースだああああああああバーに当たったぁああああ、入らなかったぁああああああ、ゴレイロボール投げて、2、1、0、試合終了ぅうううううううううう。
ほんと惜しかった。
いい試合だった。あとちょっとっていうところまで来てた。勝負してた。ナイスファイト、ありがとう。
いしかーさんは、また、オレンジのタオルをかかえてきて、選手ひとりひとりに手渡す。吉澤は、また、選手にふたことみこと、話しかける。
試合後の挨拶、相手チームに、審判に、そして、サポーターに挨拶しにきてくれたよ、みんなで。泣きそうになってる選手もいた。
いい試合をしたことはうれしいし、よかったんだけど、ガッタスの現状はやっぱり謎だ。
都大会の第2ラウンドっていう舞台で、試合に出れないキャプテン&先発5人の合計6人という「ガッタス」だったら吉澤が孤独すぎる。石川がいてくれてよかった。
そう、孤独。なんか孤独を感じたよ、吉澤見てて。孤立ではないよ。仲間といても、家族といても、楽しくても、孤独を感じることってあるでしょ?
そして、さっき20時、「HANGRY&ANGRYは8月31日をもってブランドの活動を休止」とハンアンのデザイナー・ガシコンさんがブログで発表した。
あぐらの吉澤のとなりで正座の石川っていうなんの意図もない自然な感じのふたりを見た日に、ハンアンの終わりを知るとは。
もちろん、実質的にはとっくに終わっていた話ではあるが。
それでも、あの、あの、あのポスターをヲタが原宿で発見して、みんなで探して、場所を教えあって、写真をブログにあげていった日のこととか(まだツイッターはなかった)、ヨーロッパツアー関連ドイツ雑誌の翻訳に熱中したこととかか思い出すと、やはりある種の夏休みの終わり感がある。
というわけで、2014年7月12日について、書きました。
あれ?おっかしーなー、なんかしみったれた読後感のエントリになってしまった。そんなつもりはなかったなっしー!